色彩の下

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2008年 02月 15日 ( 1 )


2008年 02月 15日

しつこ

最近絵を描いていた時に、「しつこく描く」とメモした紙を眼につく所に放置しておいた。
絵の具という物自体が美しい為に、絵画を描く初期の段階に意外と美しい状況が来るのだけれど、それに惑わされないでしつこく描こうと思って。
自分の想像力や予想力はそれ程豊かでは無いので、意外と早く出来た美しい部分を壊せなくて作業が往々に進まないのだけれど、いざ加筆をしてみると以前よりも美しい質の絵の具が現れる。
絵の具の力は強いので、その質が僕の予想やビジョンと取って替わられてしまい、その先が見通せなくなってしまう。
アハ体験の絵って、その絵の中に「何か(答え)」が見えてしまうとそれ以降はその何かしか見えなくなってしまう。
見えてしまうが故に、見える前に持っていた沢山の可能性や茫洋とした感覚は取り戻せない。
それと同じで、一度関係性を結んでしまった絵の具をもう一度「現在がまだ可能性ばかりの状態だ」と意識する事が、かなり強烈に意識しないとやり難い。
それを踏まえて、現在の画面がまだ何も結んでいないと言う事を意識して、「しつこく描く」事を意識したいと思った。

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by uchiumiinfo | 2008-02-15 23:59