色彩の下

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2006年 11月 05日 ( 1 )


2006年 11月 05日

水族館

これも少し前の話。

新宿でご飯を食べた。
その店は駅の二階にある改札をやや上方から見渡せる場所にあり、改札からドヤドヤと出る人波をほぼ横位置から数十メートル離れて眺められ、またその下一階のアスファルトを歩く人々
も見渡せた。
それを観ながら、不意に「魚みたいだな」と思った事で考えた事。

よく展望台等に上がって見下ろすと人が蟻の見えると感じるが、あれは人間が蟻を観る時にほぼ真上から小さな物を見下ろすと言う体の位置関係や動きから来る連想だと考えられる。
また、よく人が通る道沿いの喫茶店なども動物園を連想する(どちら側からも)。
そして今回初めて人の群れを「魚みたいだな」と感じた経緯も水族館の水槽と体の位置関係から連想しているのである。
人がいるという事自体は同じでも、それと接する個々人の立ち位置により対象の意味合いは変化する。
しかも直感的に。

こんな事例からも、絵画を展示、鑑賞する際に、やはり、作品と鑑賞者との立ち位置を考えない訳にはいかないと思った。

by uchiumiinfo | 2006-11-05 23:59