実際自分の作品に対して書かれた文章を読むことは、自分の作品を理解する上で必要なプロセスの一つだと思う。
新しい理解や誤解も踏まえて作品の表裏を為すので、作品無く評がある事も評論無く作品理解が深まる(広まる)事も無いかもしれない。
逆説的に言うと論ざれる事が作家の質を向上させる事にもつながる。
僕個人の作品としてはどんどん描くに当たっての言葉が減ってきている。
誰の作品もある程度時系列に則って進行して行くから突然言語化するにはどこか飛躍してしまう。
だから長期的な評論があるのは美術にとても有益だ。