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色彩の下

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2006年 09月 01日

今更ふなばし展概要。

作品加筆。
DM作業。

DM等の案内作業は毎回の事だけれど時間がかかる。
もう個展の1週間前だから、なるべく早く送らないと。
2週間前が理想なのだけれど、特に今回はゴメンナサイ。

制作中にヘッドホンの音が聞こえなくなる程の大雨が降った。
景色が真っ白になるような雨を見ていると、普段あまり考えない、窓の前の体積とかを考えるね。


そういえば、ふなばし展の内容にあまり触れていなかったので軽くなぞる。

今回出展した作品は、85×90(cm)の赤い作品、240×306(cm)の青い作品、5×5(cm)の黒い作品の3点。全てタイトルは「色彩の下」である。
それぞれを高さ260cm、幅1,500cmの壁面に左から順に展示する。
青い作品の高さ240cmは展示する稼動壁の大きさと一緒になっている。
今回は1壁面のみで独立した展示場所なので、壁面より手前の空間を使用することが困難であるために、絵画各々の面積と色彩、それに対峙する鑑賞者の身体が全て異なった状況に置かれる様に展示した。
作品それぞれが持つ空間の質の違いが見える様に、5×5(cm)の黒い作品に最も大きな空間を使用した。
また、離れて鑑賞する際に青い大きな作品を壁のほぼ中央に据え、左の黒い作品が印象を弱める為に青作品の空間をある程度大きく補う事が出来るかと考えた。
壁面をなるべくフラットに明るくする為に少々遠い照明のレーンからライティングをする。
天上高とレーンの位置、壁面の継ぎ目にある線、蛍光灯の位置、壁面の汚れ等々に苦戦するが、妥協点を探す。


展示内容についてex-chamber museumにて掲載されています。
画像もあるのでご高覧下さい。



展覧会後に「青作品と黒作品の位置が逆じゃないか?」という意見もありました。
なるほど!

by uchiumiinfo | 2006-09-01 23:59


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