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色彩の下

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2006年 09月 08日

内海聖史個展「三千世界」

本日よりレントゲンヴェルケにて個展が始まります。
http://www.roentgenwerke.com/works/0609uchiumi/0609uchiumi.html

以下プレスリリースです。

内海聖史個展
「三千世界 」
'Great Chiliocosmos' Satoshi UCHIUMI

9/8/Fri.-30/Sat./2006
11:00-19:00 [ closed on Sun., Mon. and National Holiday ][日/月/祝日休廊]


無数の小さな円を敷きつめるように描く平面 作品で知られる内海聖史は、2003年「岡本太郎 記念現代芸術大賞」展、2004年「MOTアニュアル展」、2005年には「VOCA展」に選出 されるなど、近年精力的に作品発表をしている注目のアーティストです。 ヴァイスフェルト-レントゲンヴェルケでは、昨秋のグループ展「マックス・ヘッドルーム」に参加 以来、初の個展となります。

空間のサイズに合わせて様々なスケールの作品を制作し、サイトスペシフィックな展開を みせてきた内海は、今回極小の5x5cmの作品1000点によって、仏教用語であるタイトルの 通り、遍く色彩の世界を表現します。

「絵画の美しさは絵の具の美しさである。」と語る内海は、絵の具そのものの、色彩 の美 しさをただ純粋に受け入れています。そんな彼だからこそ、色彩 を見事にコントロールし、 色の関係性をどこまでも追求した、果てしなく美しい絵画が生み出せるのです。 自分の「観てみたい」という思念に忠実に、ひたむきに描き続ける。それは、まっすぐ光の 方を向く内海の姿勢、絵画そのものです。

細分化した支持体という、新たな表現形態の模索によって生まれた今回の作品。 「鑑賞者の身体や導線、記憶までを考慮にいれる。」という、色彩に魅せられた彼が、至福 の色の世界を広げます。 これまでの内海の追求してきたものを再認識すると同時に、解き放たれた何かを予感させ られる今回の新作展、ぜひ御高覧下さい。


六本木に御用の際は足をお運び下さい。

by uchiumiinfo | 2006-09-08 10:34 | 展覧会・情報・News


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