表参道のvoid+での展覧会「+Graphysm」。
実際のアート作品を観ると同時に、そのアート作品をグラフィックに展開させた例を見せる試みです。
建築や店舗、企業などに先にアート作品が納入されてそこに後追いでデザイナーが入る、もしくは、デザインされた場に後発的にアートを導入する事はあるかと思いますが、この企画を主催する「Azone+Associates」はアート作品が納入されたその後の展開もセットで見越した流れを提示しようとしています。
企業ならグッズ、飲食店ならコースターやカップなど、アートを起点にトータルの展開を事前に提示する試みです。
この一歩踏み出した展開はとても面白いと思いますし、あるべき形の一つかもしれません。
出展作家3者3様のグラフィック展開をした薄い冊子が貰えるので、同時に楽しんでいただきたいです。
■タイトル:「+Graphysm:空間におけるアートの存在と、その連動。」
■会期:2018年7月20日(金)~8月31日(金)日・月・祝日休 14:00〜19:00 入場無料
■主催:Azone+Associates■参加作家:宮嶋葉一、袴田京太朗、内海聖史