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色彩の下

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2013年 01月 06日

誉めて伸ばすの弊害

誉めるメリットは、本人が気持ち良いということ。
気持ちよく物事に打ち込めたらより率先して勉強する気持ちになるだろうと。
しかし、それは子供までの育て方なのではないだろうか?
美術はすべての人から誉められる仕事ではない。
異なる価値観の中に投下せねばならないので、反対意見が必須となる。
そして作家に必要なスキルとして重要なものは、ネガティブな状況でも再度制作に向かう意思力だ。
人によって落ち込みからの回復の仕方は違う。
酒を飲むでも、カラオケにゆくでもよいが、それを越えて制作する。
その経験を増やす事が制作に波を作らない方法として必要な気がする。
そして何より社会に出て厳しいのは批判されることではなく、何も反響がない事である。
投げても投げても響かない状況にも腐らず投げ続ける身体が必要となる。
だから、志している人は叩かれる経験が必要だし、倒れた時の起き上がり方を自分の中に生み出す必要があると思う。
誉めて伸ばすの弊害_f0082794_2354760.jpg

写真は函館の大砲。

制作

by uchiumiinfo | 2013-01-06 23:59


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