色彩の下

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2012年 01月 08日

投石

「絵なんて素人には分からないから、プロに向けて描いているんでしょ?」と昔、美術をやらない友達に言われた事がある。
いやそんなわけはない。
プロでも何でもない人にもその友人にも向けているし、未来にも過去にも向けている。
ただ、人には理解の差というものがあり、それはその人の環境による。
例えば将棋の羽生名人が新しい手を出したとする。
それが素晴らしい手だとしても、プロの中にも差があるから、これはすごいという理解の波が届くスピードにも差がある。
一瞬で気づくひともいれば、人の反応をみて、本当にすごいのかな?ってよく考えて気づく人もいるだろう。そういう波がまばらに浸透しながら、その凄さがいつの間にか将棋を知らない人にも伝わり、羽生さんはすごいとなるのだろう。
美術に近くない人にすぐに伝わらないのは仕方がない。
同じように、その人の生きる業界の新しい何かは僕にはすぐに伝わらない。
水道には水道の、農業には農業の理解があるのだ。
でもその結果出来上がるものは、確実にその業界の内部だけに向けられてはおらず、外に開かれている。
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by uchiumiinfo | 2012-01-08 23:59


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