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色彩の下

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2011年 01月 17日

さぶらう

「侍」の語源は「さぶらふ」であり、貴人の近くに仕え、身辺を警護することに由来している。
その語源から、従事するものであり、君主や朝廷など自分よりも公共性の高い物のために身を捧げる職分だ。
自分より公共性の高いものは、元々君主という人格者だったが、その他に政治や思想などイデオロギー(大義)にも相当する。
それを私よりも優先することが、侍の行動を首尾一貫させるという。
その侍という一つの精神的な型を持つ日本人は美術に向いている気がするけどなぁ。
さぶらう_f0082794_2155670.jpg

自分たちは、前提を常に後から飲むことになる。
産まれた後で産まれる前からあるルールを日々受け入れて判断する。
産まれた瞬間から政治からも貨幣からもサッカーからも遅れていて、それらを取り戻すという感覚なのかな。
美術は個々人がルールを一行付け加えられるかもしれないよ。


リサイクルショップで照明器具を買うのには抵抗が無いが、暖房器具を買うのはなんか抵抗がある。

by uchiumiinfo | 2011-01-17 23:59


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