絵に時間がかかるのは、消すチャンスをうかがっているのかもしれない。
消すチャンスというのは、画面上にある絵の具や画布の様々な状態についてだが、それらは様々な関係を結んでいるので、なかなかとらえるまでに時間がかかる。
しかし、現在の関係性が良くないことは分かっていいて、何十辺も画面の上を目が行き帰りしているうちに、どこかを壊すきっかけやチャンスを得られる。
その時を逃すと、また均衡を壊せなくなる。
単純に、チャンスは時間が多いほど回ってくる。
絵に時間をかけたいのはそのためかもしれないと思った。
データが膨大で整理方法を考えてしまう。