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色彩の下

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2006年 03月 04日

当事者

何かを楽しむには「当事者」になる事が近道だと思います。
僕がイマイチ冬季オリンピックの凄さを実感出来ないのはウインタースポーツ経験がほぼゼロだからでしょう。
Aランチ展の展示方法である「オーナー料を支払っての鑑賞」というのは、この展覧会を当事者として受け止める事を強いるものとして大変興味深いです。
美術館等で鑑賞する事(展示された物を共有空間にて鑑賞)と作品を購入する事(作品の持つ時間の永久独占)の中間を刻んだ鑑賞法というのはあまり観たことが無いです。と言うかむしろその2つの行動によもや中間点が存在したのか!?という感じがします。
出品者としては「出費をさせる」という点において観に来る事をあまり強く言えない一面があるのですが、各自が選択の責任を持つために気になる作家を前もって調べたりする事でより深い「当事者」になる事が出来るのではないかと思います。
実際テーブルで作品が運ばれてくると面白いです。
楽しめる展覧会だと思います。
僕のおススメは長塚秀人さんですかね。

by uchiumiinfo | 2006-03-04 03:08


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