ソフトボール日本代表選手が北京にマンガ「スラムダンク」を持って行った話をしていた。
「俺たちは強い」というシーンを読んで奮い立ったらしい。
要はギリギリの局面では悩むなという事だろう。
不安だし考えてしまう。だけど試合の瞬間は悩むなと。
スポーツは練習を100やって試合で100以上を出す物だと思うが、絵画は描くという長い期間精度を保たねばならない。スポーツでは試合がずっと続くみたいな感じだろうか?「展示をする」という行為は本当に最後のフィニッシュブローにすぎず、絵画では「制作」でほぼ99%が済んでいる。
悩んで手が止まらないようにしなければならない。
考える間も手を動かさねば、画面上は何も進まない。
そして飛躍的に進む事も無い。
↑落ちてくる木の葉や花びらって反射的に獲りたくなってしまう。
これは清澄の公園で掴んだ葉っぱ。