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2010年 10月 31日

留動

人は同じものが同じままで留まる事に耐えられない。
幼児向け番組は数分置きに新しい動きや情報を次々と導入する事で子供の神経を飽きさせない。
ドタバタと動くお笑い番組をいつの間にか見続けてしまう事はよくある事だ。
TVはそのものが運動しているから、それを追ってしまう。
絵画を飽きずに観られるとしたら、それは鑑賞者自体が運動体だからだ。
鑑賞される作品に、鑑賞者の運動を促すという側面がある。
鑑賞者はもちろん生き物だから運動体である。
絵画はそれ自体は運動していないが(細かく言うと劣化とかしているんだろうけれどそれは無視)、対象が静物であるがゆえに鑑賞者自体の動きが際立つ。
そして、その内容によって、より鑑賞者の運動を促す。
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制作中に絵の具を身体につけてしまっていると、ゾッとする。
作品にいつの間にか着いていないかチェックする。
油絵の具は乾かないのでどんどんと身体の表面を感染してしまう。
厚手の衣服は、身につけた時の自分の輪郭が本来の皮膚から離れているので厄介だ。
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by uchiumiinfo | 2010-10-31 23:59
2010年 10月 30日

静動

絵画の世界では物質としてその絵画自体に価値が発生する。
コレクションとか、美術史等に残るのはこの物質、結果の部分である絵画自体だ。
ただ、作者にとっては、その制作過程にも価値や意図が発生せねば作品は生まれない。
制作を経過せずに作品だけ生まれることはないからだ。
制作過程と作品との両面で自分にとってフィットするというダブルスタンダードが成功しないと作品は生まれない。
作品は生まれてしまえば動かない静物であり、制作は動的な時間を含んだものだ。
動的な時間が含まれたものだと考えなければ作品がより向上することや、イレギュラーを受け入れることや飛躍することを受け入れられない。
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制作寒い。
暑いのも寒いのもダメだ。
あと絵の具乾かない。
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by uchiumiinfo | 2010-10-30 23:59
2010年 10月 29日

さなぎ

・スパイラル:ウルトラ003
・コバヤシ画廊:野沢二郎「灰と緑」
絵に見える下層と緑色(パーマネントグリーンライト)の層の角度が違うと感じたのが初めてだった。
絵画の話が出来ることはとても脳が喜ぶなと思った。
・高島屋画廊X:吉川民仁展 「net」
・ギャラリー ショウ コンテンポラリー アート:松山賢「からっぽの偽物」

大学。
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若いことの脆弱さ。
弱さを認めて知識でディフェンスしないと、自分を守れない。
ドラクエなどのロールプレイングゲームって大抵最初は弱い敵を倒し続けて、段々とレベルや装備を上げていって、出来る事が増えていって、さらに大きな敵を倒し〜というように進行するのだとおもうのだけれど、実際の人生だってある程度似ていて、起業だろうが、農家だろうが、スポーツだろうが、絵画だろうが、そのような行程を踏まないと進めない。
いきなり良いアイテムやそのアイテムを使うタイミングは現れないと思うけど。
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by uchiumiinfo | 2010-10-29 23:59
2010年 10月 28日

絵画の館

雨。

・原美術館:「崔在銀 展 ―アショカの森―」
・三井記念美術館:『円山応挙 空間の創造』
老梅図襖が良かった。

絵画を生み出さなかった文化ってあるのだろうか?
すくなくとも、装飾はどの文化も生み出しているよね。
襖絵が無かったら、日本の家屋や屋敷はどうなっていたんだろう?とぼんやり考えてみるたら、襖って絵画を描く前提で造られているのね。
そうでないと、紙を貼ったあんなに特殊な扉を造る意味が無い。
そう考えると、日本の建築は絵画が描かれる前提で造られている。
これはかなり衝撃的にすごい事だ。
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自分がそのように感じることと、世界がそのようにあるということは、繋がっていない。
言語とか、作品とか、自分の身体から離れてしまうことで、共通の意識に出会い混ざり合う。
作品を通じて、自分の意識や感覚が共通の認識の中で何なのかを問う。
何かを改めるとか変えるとかではなく、ただ知る行為。
ただの知的な好奇心。
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by uchiumiinfo | 2010-10-28 23:59
2010年 10月 27日

ブーメラン

気温がぐんと下がる。

京都芸術センター作品受け取り。
panorama展完全終了。
悲しい。

作品を受け取る際に、学芸員さんが着いて来て、作品の数や状態をチェックするのが通例になっている。
でも、実際どの学芸員さんも膨大な事務処理作業に追われていて、作品の受け取り、返却にかかる日程を捻出するのが大変だと思う。
例えば、ユーストリームのように配信することで、作品の管理とかが遠隔地で出来たら、移動する時間が節約できるし、場合によっては多くの目によってチェックができるのではないだろうか?
実際に作品にダメージがあった場合に大変なのだろうか?
解像度の問題等も難点があるだろうか?
セキュリティ的にも注意点が生まれるかな。。
常に限られた人員を割き、さらにコストもかかるのであれば、地方の作家や地方の美術館が不利になる可能性があるなぁと思ったので。
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「良さ」やもしかしたら「絵画」自体、原型とか本質とかがあるのではなく、「良さとは何か?」「絵画とは何か?」という流動的な問い続けにしか無いのかもしれない。
でも、その制作、制作で実際にモノが発生する事も確かで。。
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by uchiumiinfo | 2010-10-27 23:59
2010年 10月 26日

もみじ

東福寺すごすぎる。
アミューズメントパークのようだ。。
名前は中華屋みたいなのに、びっくりした。
関東へ。
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すべての文化と伝統は、根拠なく立ち上がり、ひとたび立ち上がるとまるで揺るがぬ根拠があるかのように君臨する。
「制作」とかもそうかもね。
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by uchiumiinfo | 2010-10-26 23:59
2010年 10月 25日

コンポー

雨。

京都芸術センター、作品撤去。
朝から作品を外す→梱包するの繰り返し。
数が多いのでやる事は簡単だけれど時間はかかる。
他の展示室を撤去していた業者さんも、終わると同時に合流してサクサク進める。
だいたい5時頃に終了。地味に100梱包くらいしているし・・。
月岡梱包さんありがとうございました。
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夕方から展覧会に参加した全作家とスタッフさんと打ち上げ会。
一ヶ月なんて一瞬だったなぁ。

会期中に見たいと思っていた展覧会も結構行けなかった。
案内をくれたみなさんすみません。。
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by uchiumiinfo | 2010-10-25 23:59
2010年 10月 24日

へうげもの

雨がぱらつく。

興聖寺にてだるま忌に参加する。
興聖寺は古田織部の菩提寺で、曾我蕭白の墓もある。
もみじが並ぶ端正な寺。
曾我蕭白の墓がこの世にあるって考えたこともなかった。
法要中、般若心経を初めて声に出して唱えた。
これは声に出すことが重要なものなのだと強く感じた。
でかいだるまの掛け軸の前でお茶をいただき、原みるさんの天井画の下で蕎麦をいただいた。
珍しい経験だった。

京都芸術センター「panorama」終了。
終了間際にじっくり作品を観ておく。
・・・惜しかったな・・・何が?

展覧会が終わるのは寂しい。
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展覧会をご高覧いただいた皆様ありがとうございました。
今後も展開できるよう努力します。

あるYoginiの日常 ierei
'A'holic days
artscapeレビュー/プレビュー(小吹隆文)
artscapeレビュー/プレビュー(酒井千穂)
miyoyanagawa
Northern Studio ノーザンスタジオ
押してもだめなら引いてみな
Le Stanze
ex-chamber museum
猫の国
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by uchiumiinfo | 2010-10-24 23:59
2010年 10月 23日

朝から京都へ移動。
家族で寺を回って京都芸術センターへ。
基本的に家族に作品を見せてもとくに評価はない。
京都は魅力的すぎるしなぁ〜。
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伊集院光が自分のラジオ放送を過去の自分に向けて投げかけているというような発言をしていた。
まだ実力は無いが、潔癖で、意思が高かった自分の眼にどう映るか。
僕も過去の自分に「もっと頑張れよ」と思う事がある。
過去の自分に「それで良いのか」と言われる事もある。
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by uchiumiinfo | 2010-10-23 23:59
2010年 10月 22日

西

僧尼令に、「偽って聖道を見たといってはいけない」とある。
無いものこそ正しく。
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横浜美術大学。

溝ノ口でデザイン打ち合わせ。
サクサク進む。

・Gallery 156(木之庄企畫)
・ギャラリーテラシタ
・ギャラリー58
・藍画廊
・なびす画廊
・Oギャラリー
・Oギャラリーups
・マンガ「進撃の巨人」
久々マンガ買う。すごく好きな設定と苦手な設定が入り交じっている。
かなり面白いのに、2巻終了時点では苦手な方に流れて行きそう。
せっかちなので、次巻が出るのを待つのが辛い。
全巻発売されてから読み始めれば良かった。
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by uchiumiinfo | 2010-10-22 23:59