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2008年 06月 30日

上澄み

何かに対して行動を起こした末、それに対するより良い方法(理解)が生まれる。
その生まれた理解のみを踏襲すると、いつの間にか大素の何かが失われてしまう。
行為という意味では、僕はまだ絵画のほんの一部にしか触れていない。
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by uchiumiinfo | 2008-06-30 23:59
2008年 06月 29日

絵画と害虫と犬

人の体や営みを機軸にして有益や害益は推し量られる。
ただ存在している様々な物は人の都合でその線引きに甘んじているわけでもなく、ただ居るのよ。
カミキリムシはあんなにかっこいいけど大半は害虫指定で、害虫でない物は、人に有益な木や花を食べていないだけ。
そして、ただ生きているだけだからもちろん迷惑とか有益とか考えているわけではない。
増えたり減ったりもそう言う風に出来ていて、それが人間も含めたワールドシステムなのよ。
絵画もなまじ人間が描いているから線引きが難しいけど、そういう自然な物、独立したものと考えれば、ただ在る物であり、イソギンチャクとクマノミみたいに共存した物なんだよ。
「思考体」みたいな感じ?「依存体」かな?
犬は動物でもトップクラスの身体能力と頭脳を有するけれど、率先して社会を作らない。
それは社会機能を人間に依存しているからだという。
依存することで成立する関係ってあるんだよ。
絵は人がいないと出来ないから、人がいなければ無なんだけど、人がいれば必ず生まれるから依存体(共存体)。でも体の一部では無いから、かつ独立体なんじゃないすかね。
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さらに強引に展開すると、イヌの言語はイヌがいないと生まれないけど、犬がいると必ず生まれる。
そこには実体は無いけど必ず存在する。
犬の声を録音して犬が絶滅して、録音した音だけバウリンガルにかけると意味が発生して、その意味を聞き取れる犬は存在しなくとも、その言語自体はある。
言語もある物で、獲得するものなのだろう。

分かり難くなったし、誤解してるかも。ちょっと保留。

マティスの絵とか当時から今も良くて、なぜ良いかなんて説明がつかない。
ただ、絵画が独立体で、いつかの僕や百年後の僕が美しいと感じるには、絵画を僕の中や僕の近隣に置くわけにはいかないのだよ。


リサイクルショップのゲージにイヌが居た。
イヌはうっていません。
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by uchiumiinfo | 2008-06-29 23:59
2008年 06月 28日

Landschaft IV 終了

ラントシャフトⅣが終了いたしました。
ご高覧いただいた皆様ありがとうございました。

ラントシャフトⅣに参加して感じたのは、ラディウム-レントゲンヴェルケという空間は2Fの正面壁に向かって求心的な方向性があるのに、体の動きはカミナリの様にジグザグに動いてたどり着くという事です。
これを展示に生かすとかとういう意味ではなく、その様な状況を含んだ空間だということです。(階段その他導線含めて。)

ラントシャフトに展示した中作品は、今年末にかけて展開しようと考えている状況の一部です。
また明確な形に出来るよう努力します。

〈ラントシャフトⅣについて〉
はろるど・わーど
徒然と(美術と本と映画好き...)
confidential memorandum of ogawama
ex-chamber museum
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by uchiumiinfo | 2008-06-28 23:59
2008年 06月 28日

庭園

両親を案内して東京都現代美術館・ラディウム・レントゲンヴェルケ。
土曜日はさすがに人が多かった。
「大岩オスカール/夢見る世界」はかなりワサワサ人がいた。
チラシにもなっている作品があるメインの空間はここまで動員があると少し位置を上げたほうが見易いかも。

「屋上庭園」について「全体的に作品が少ない」というニュアンスの意見を言われたのだが(人それぞれだけど)、僕にとって美術館って空間を大きく見る物でもあるので、作品が置かれたことによって見える展示室の広さは重要な要素だ。
最近美術館で行われる展示はかなり密度を持って作品が置かれるタイプが多く、同美術館も例外では無いのだが、反面「MOTアニュアル1999ひそやかなラディカリズム」等により強烈に空間の絶対量を示した場所でもあるので、この展示で作品は減りこそすれ増えることは考えられないと思う。

僕にとって、現代美術館は得がたい空間を感ずる空間だったように思う。
でもなぜか、いつの間にか、その空間は埋められるべき物になってしまった。
そういう意味では、屋上庭園は得がたい空間を得られる展示の様に思う。
牧野虎雄の油彩によって造られた「Ⅳアトリエの庭」、ブノワ・ブロワザの「Ⅷ記憶の中の庭」などは空間として見ごたえがあると思うけど。。
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空間によって出来ること、見えることは違うので、その空間如何で作品のあり方も考える余地はあると思う。
日本にある通常のギャラリーと資生堂ギャラリーや美術館のような大きな空間では、作品の見せられる側面は変わってくる、というか変わらざるを得ない気がする。
その場合僕の作品では、変わってしまうというニュアンスではなく、作品自体の焦点を変える感じになる。

清澄庭園は亀と鯉とブルーギルの数がすごい。
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by uchiumiinfo | 2008-06-28 23:58
2008年 06月 27日

所作と構図

自分の体の動き、それによって生まれる筆の痕跡。
体の動きや、絵の具の形を決める以上、絵画の構図や質も自ずとある程度決まってくる。
打破すべき物を模索しているのであれば、自分の所作をどこまで振り返るか考えないと。
絵?筆?動き?質?
それらに付随した面の有り様や構図がある。
逆にそれを抜きにそこから抜け出るのも困難だ。
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by uchiumiinfo | 2008-06-27 23:59
2008年 06月 26日

ゴリ

ゴリラは鼻歌を歌うらしい。
皆といる時と一人でいる時に。
皆といる時の鼻歌はコミュニケーションの要素。
一人でいる時の鼻歌は内省的な側面があるみたい。
絵も同じだ。
絵画にも両側面あるよ。
関係性だから片手落ちという事はありえない。
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by uchiumiinfo | 2008-06-26 23:59
2008年 06月 25日

筆跡→構造

僕は点を重ねることで描いているので、そのシステムだけ踏襲すればどんな状況でも、どんな大きさでも大丈夫な構造に見えるけれど、意外にそう上手くゆかない。
クサマヤヨイの網ように埋め尽くすわけではないので、どうしても関係性が生まれてしまうし(クサマ氏にも関係性はあると思うけど)、タッチの種類によりサイズの限定や構図の限定が生まれてしまう。
現在の中品を描いている状況で感じるのは、やはりある程度サイズの大きな作品に僕のタッチが向いている事を再確認できた。
ただ、中品を描くことで得るものも多く、根気強く描きたいと思う。
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母と叔母をつれて美術館。
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by uchiumiinfo | 2008-06-25 23:59
2008年 06月 24日

言葉

最近、文章やコメントや展覧会や至る所で言葉を使う事になり、とても感じている違和感がある。
それは、僕にとって文字や文章は、他者の作品を評したり、何かを伝達する物ではなく、自分の作品を進展させる為の物だという事だ。
たとえば矛盾や誤解を孕んでいようと、強引であろうと、僕自身の制作が前進すればそれはOKなのだ。
過去も含めて自作やその位置を理解し、納得し容認する。
悩みは自身の動きを止めてしまうし、止まってしまったら絵は完成しない。
沢山の引っ掛かりを捨ててしまうのではなく、そのまま言葉にすり替えて停滞する川を渡り、時には「マアイイヤ」とか「その方がカッコイイし」とかザックリとした言葉で包んでしまう。
結果、それで乗り切ることが出来たら、僕の中に経験値としてそれは残るので、後からなぜ抜け出られたか考えればよい。
絵画は制作している時には無数の可能性があるが、完成してしまうと結果1本の道をたどっているので、より明確に判断できるとも言える。
制作のたびに足を止める場所があるのであれば、それは自分の制作に常について回る場所なので、より的確に考える必要があるのだろう。
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by uchiumiinfo | 2008-06-24 23:59
2008年 06月 23日

情報08-06.3

●掲載
2008.06.18朝日新聞夕刊
屋上庭園の作品が掲載されています。

●放送
2008.06.27(金曜日)
早朝4:25~4:29
フジテレビ・art lover(アートラバー)
にて、屋上庭園とラントシャフトⅣの作品が紹介されます。
多少インタビュー等にも答えています。

●その他
シンワアートオークションに作品が出品されます。

イロイロな事がありますね。
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by uchiumiinfo | 2008-06-23 23:59 | 展覧会・情報・News
2008年 06月 22日

平面

あまり流れの速くない川があって、そこに向こうの景色が写っていて、その景色続きが河原の水溜まりにも写っていると、急に川と空との距離感が平らになって、あぁ絵画みたいだなと思う。
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by uchiumiinfo | 2008-06-22 23:59