色彩の下

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2008年 01月 31日

遅い夕食

レントゲンヴェルケ打ち合わせ。
作品の展示。
水平器と定規で円環作品を展示するのは面倒臭い。
頭が計算モードになっていないと脳みそが停止する。

結構意識的に頭を切り替えないと、状況に対応できなくなって来た様な気がする。
老化かな?

人の顔が覚えられ無さもかなりのレベルなのだが、今日はすんなり気がつけた。
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by uchiumiinfo | 2008-01-31 23:59
2008年 01月 30日

NOW

昨年参加した神山アーティストインレジデンスで一緒に制作した作家Vaughnから郵便物が届いた。
中身はモーリス・ルイスのカタログ。
彼女とは沢山作品や制作について話をしたので、その際出てきた沢山の作家の中にあった名前の一つがルイスである。
なるほどモーリス・ルイスはアメリカの抽象表現主義の作家で、Vaughnはアメリカ人だった。
とても美しい画集で、嬉しかった。

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モーリス・ルイスの描く絵画はカラーフィールド・ペインティングと呼ばれる。(この分別って必ずしも良くは無いのだけれど、便宜的に使用。便利なことは確かだし。)

カラーフィールド・ペインティング(Color Field, Colorfield painting)は1950年代末から1960年代にかけてのアメリカ合衆国を中心とした抽象絵画の一動向。絵の中に線・形・幾何学的な構成など、何が描かれているか分かるような絵柄を描いたりはせず、キャンバス全体を色数の少ない大きな色彩の面で塗りこめるという特徴があった。その作品の多くは巨大なキャンバスを使っており、キャンバスの前の観客は身体全体を一面の色彩に包み込まれることになる。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

モーリス・ルイスの画像を沢山観ると気付くことが、このWikipediaの説明に端的に表されているのだが、『キャンバスの前の観客は身体全体を一面の色彩に包み込まれることになる。』とあるようにキャンバスの色に包まれると理解されている。
カラーフィールド→色面による場としながら、色面の外。絵画の前。絵画の在る空間に触れていない。
この作品を描いた作家が、自身の作品の産む効果について気付いていないはずは無いのだが、その効果について言語がまだ付随していなかった感がある。
その証拠に、ルイスの作品画像を探すと作品を展示状態で撮影した写真がほとんど無い。
絵画の外を意識していて、それならば当然展示空間込みの撮影をしているはずだ。
ルイスの没年が1962年(50歳)。
絵画が「絵画の外」を獲得したのはそれ以降なのかも。
もしくは絵画の外の意識が今よりも意識的では無かった事は確かかな?
疑問符がつくのは、バーネット・ニューマン(1970年没・65歳)は結構作品の外部を含めた写真を残している。ただ、正面からの物が多く、また展示壁の角まで撮影されている物があまり無いようなのでどこまで明確な意識なのかは微妙。

対して、画面内の視覚的な効果を意識しているオプ・アート。
その現在主導的な作家、ブリジット・ライリー(1931- )は現在も健在の作家なので、画面内の効果を見せる制作をしながらも、画面内の効果を得るための場所。絵画によって生まれる空間に意識的な展示やそれに付随した撮影が多くある。
よって、現在絵画が恒常的に「絵画の外」を獲得していることが意識される。
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by uchiumiinfo | 2008-01-30 23:59
2008年 01月 29日

情報

絵の具から得た情報で絵画、もしくは絵画に似たものを立ち上げる。
それを造る工程で得た情報でまた絵を立ち上げる。
それを繰り返す事で作品が錬磨される事はないかな。
もちろんそれのみを抽出して他を排除する事は出来ないのだけれど、その部分を意識して。
外部情報は沢山入れるに越したことは無く、さらにそれ抜きでは制作の向上はあり得ないのだが、その一環として絵の具から制作からの情報を重視する。もしくはそれを理解するよう努める。
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by uchiumiinfo | 2008-01-29 23:59
2008年 01月 28日

6mと自然光

打ち合わせ。
展示場所の最終的な確認。
大体のイメージは観る事が出来たので、あとはプランニングを慎重に。
大きな箱を見るのは気持ちがいい。

ウロウロ歩く。
本を買う。

hino gallery
多和圭三展
1/28-2/16
オープニングだった。
人が多くて観難かった。
無人で観たかった。

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有楽町駅前が変わった事に対する違和感がなかなか拭えない。
夜に雨が降る。
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by uchiumiinfo | 2008-01-28 23:59
2008年 01月 27日

くま

夕方まで作業。

友人作家の搬入手伝い。
人の展示を手伝うのは面白い。
同級生で制作を続けている作家の存在は重要だ。
面白い展示の個展です。
Oギャラリー
小林 亜有美 展
1.28(mon) - 2.3(sun)
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by uchiumiinfo | 2008-01-27 23:59
2008年 01月 26日

傷つきやすくなっている。

マンガの編集者のドキュメントを観ていたら、原稿をあげた直後の作家に対して、「傷つきやすくなっていますから~」と表現していた。
確かに作品を見せることはある種自身のウィークポイントをさらしている様な状態なので、特に出来立ての個展中なんかは傷つきやすくなっているかもしれない。
だから身を守る。意固地になると言う意味でなく。
かと言って慰められても辛いけど。

正しい批判は必要だ。

ちなみに、印象派という名前の由来は、モネの印象・日の出を揶揄して当時の新聞に「なるほどまさに印象でしかない」という内容の評が掲載された事に由来するらしいが(うろ覚え)、そんな皮肉めいた文章が新聞に載ってしまうほど昔のヨーロッパは厳しい(イヤらしい?)評価の眼線にさらされていたのね。
それも怖い。
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by uchiumiinfo | 2008-01-26 23:59
2008年 01月 25日

思考を抜く

今年制作で気にかけようと思っている事の一部。

考えをすべて入れるわけでなく、歯抜けにする。
連続的な思考で描かないで、あえて断片的にする為に筆をバラつかせる。
同一な場面をあえて細分化して進める。

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by uchiumiinfo | 2008-01-25 23:59
2008年 01月 24日

空風

没後50年 横山大観―新たなる伝説へ
2008年1月23日(水)~3月3日(月)
毎週火曜日休館
国立新美術館
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2

横山大観の作品をまとめて観る機会が無かったので、結構期待していたのだが、期待が空回りしてしまった。
絵具の扱いは嫌いじゃないのだけれど、釈然と飲み込めなかった。

布購入。

今年は外が寒すぎる。
風ビュービュー。
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by uchiumiinfo | 2008-01-24 23:59
2008年 01月 23日

発生

意思を持って生まれることは出来ない。
生まれる以前には意思が無いから。
意思無く絵画に手を入れても良いんでしょうね。
まあ、そんなことが出来ればだけれど。

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作品が完成する前に使っていた言語と完成後に使い始めた言語と、作家自身がより分けないとごっちゃになる。
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by uchiumiinfo | 2008-01-23 23:59
2008年 01月 22日

言語の中

言語はかなり強引なシュチエーションなり状態なりを造り出せてしまう。

「完全な絵画」も「全てを癒す絵画」も「戦争が止む絵画」も言語であれば簡単だ。
時折それに引きずられるあまり現実から飛躍してしまう事が在ると思う。自分にも他人にも。
昔ドラゴンクエストのマンガを描いている作画者が、原作者の書く「モンスターの大群」という指示が辛いと書いていたのを思い出した。その一文を実際に描くのがどれだけ大変かと。
言語の中の物をイチイチ怖がらないで、現実的な問題を考えて描くしかないです。
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by uchiumiinfo | 2008-01-22 23:59