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色彩の下

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2008年 10月 24日

数多落ちる水

上野の森美術館:高松宮殿下記念世界文化賞20周年
スター軍団レアルマドリードの親善試合な感じかな。。
大型の作品は観たことがあるものが多かった。

岩佐徹:根津・ギャラリーLIBRE
木版の絵の具ってキレイ

野沢二郎「雨後」:コバヤシ画廊
作品の絵肌が変わっている。
元々どんどん変わる作家だけれど。
都都逸の世界では一声二節と言うけれど、このタイプの作品の「声」とも言うべき絵の具の質、色が持って生まれた質なのかね。
同じような絵の具を使用しても、ナカナカ人の色にはならないし、自分の色から逃れられないのだが、野沢氏の絵の具の質は美しさが約束されている感じがする。
今回はとても「もどかしい状態」で構図が止められており、強靭な理性を感じる。
自分(身体)の癖や技術を制御できるだけの理性が画面上で働くのだと思う。
こういう事を、「絵で考える」と言うのではないかろうか?
僕が今画面上で考えている事(便宜上「考える」という言葉を使用するが、実際に言語で理論を立てると言うよりは、「反応させる」や「意識の置き場を変える」みたいな感じ。)は、この場所では無い。
次の展示でこの「出来上がった構図をそのまま容認するような感覚」を明確に意識したのは2点くらいなのだが、いつか突っ込んでみようと思った。

小山田圭杜:小野画廊Ⅱ

赤荻武「服写真、10年分の10-11月分」展 :monogram(モノグラム)2階スペース
展示状況がイマイチだった。
もっと観やすい場所で見たい。
10年前に決めたことを今も続けるってどういう事だろう。
そして、どんなタイミングで終わるんだろう?
人生だ。

村上友晴:ギャラリエANDO
昔のタブローも見られて良かった。
日本のペインターは安いなぁ。。
低反射のアクリル額は良いね。

森美術館:アネットメッサージュ
基本は痛い。
空間に作品がある感覚として、面白いものがちょっとあった。

雨がかなり降っていた。
移動が多かった。
渋谷ハンズで色々搬入道具と別の制作道具を物色。
かなり疲れた。

by uchiumiinfo | 2008-10-24 23:59


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