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色彩の下

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2007年 10月 20日

Team UCHIUMI

8:00昨日作品を立ち上げる為の手順書を制作したので、KAIRセンターがオープンすると同時にコピーを取りに行く。
アメリカ作家ヴォーンは、インスタレーション制作のために頻繁に「Teamヴォーン」を立ち上げているが、僕が「Team内海」を召集するのは初めて。
絵画制作はひたすら個人プレーだと感じる。そして、結局一人では出来ない事も解る。
10:00寄井座に集まり、展示手順に一通り目を通してスタート。

寄井座は大変古い建物なので、外壁を覆う土壁に強度が無く、壁に直接作品を設置すると剥落の恐れがある。絵画は180×78cmのパネル18枚組み。1枚10kg換算でも200kg弱の重さがある。
また、劇場正面の奥壁に作品を置くと、作品が引き過ぎる、建物の劣化に眼が行く等の理由により、舞台上に仮の壁を設置し、そこに絵画の展示をする。

まず、5mの木材を10本、垂直の状態で舞台と舞台上部を渡る柱に固定する。
その垂直の柱に水平の垂木を5本渡す。
高所作業と木材の歪みに難航しながら、格子状の壁が出来上がる。
そこに、上下繋いだ絵画パネルを端から固定してゆく。
神山町には自分で家を建てられるスキルを持つ人間が多数いるので、要領を得るととても速い。
高所作業等は僕が出るまでも無く、ゴリゴリと進んで行き頼もしかった。

しかし、パネルの歪み等も相まって、微調整が続く作業に疲労。
12枚/18枚を設置して本日は終了。

by uchiumiinfo | 2007-10-20 23:59


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