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色彩の下

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2007年 06月 06日

眼で飲む

横田茂ギャラリー
若林奮展

MA2ギャラリー
イリュージョンの楽園

若林奮に限らず、大御所の作家の作品を観ると、ある種の「飲み込み難い部分」が作品の中にある。
上手く言えないのだが、外国作家を観るような文化の壁みたいな感じ。
世代間(差)と言ってしまえばそれまでなのだが、だからと言って美しい所や面白みも当然感じているので観に行くし、もっと観たい。
MA2ギャラリーで同世代の作家が沢山展示しているのを観て、より強くそれを感じた。
同世代の作家は、作品が解る解らないの以前に「(僕にとって)飲み込める部分」が多分にある。
これは若者は表現が軽いとかお決まりの解釈ではなく、そう思う。
眼の中のハードルが取り除かれているような感じ。
若林奮氏が同い年だったら何造っていただろう。。
MA2は大きな作品が10人分もありながら窮屈感がなかった。
自然光で作品が観られるのは良いね。

ヴァイスフェルト
カンノサカン展

今まで観た中で最大の作品。
しばらく観てから眼をズラすと、作品中の線の要素が焼付けの様に眼に残り、残像と一緒に作品を観てゆく感じが不思議だった。

今日はレントゲンの16周年。
誕生パーティーに参加。
ヴァイスフェルトにご一泊。
ギャラリーって寝るのに適していない。

by uchiumiinfo | 2007-06-06 23:59


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