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色彩の下

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2006年 09月 08日

展覧会オープニング

展覧会初日。

オープニングは夕方からなので横浜美術館「日本×画展」を見に行く。
MOTアニュアル2004で一緒に個展をした小瀬村さんも出展。

常設に2点クレーの作品があり、大量に並べられている中でも目立って美しかった。
川村記念美術館の展示ではあまり気づかなかった一点での強さがある事を再認。


レントゲンヴァイスフェルトに着くと、正式に今個展についての覚書を交わす。
こう言う事をする事は何か世知辛い感じもするが、これはとても良い事であり、こうする事を僕は望んでいるのだと思う。(世知辛いという間隔を持つ事自体間違っている)
これが出来るレントゲンをとてもカッコイイと思う。自分が展示している事を抜きに。


オープニングには沢山の方々にお越し頂きとても感謝の気持ちでいっぱいです。
あまり全ての方とは話せませんでしたが、何か質問等がありましたら左記アドレスにご連絡下さい。


二次会で佐藤さんと絵画のフォーマットの話。
基底素材をあまりにいじると、パネル(キャンバス)という絵画が前提として孕むもの自体が美しいのか?という話になってしまう。
これ絵画の永遠のテーマの一つね。
僕もそこに作品を触れさせる作家の一人だと思うけど、これは地雷原に一歩ずつ足を入れる様な作業になるので、いつか爆発するし、絵画の線引きが違う人の中では僕はもう作品が爆発しているとみなす人もいるかもしれない。
(なんだか上手く内容を再現出来ない。)

取りあえず個展が始動して良かった。

by uchiumiinfo | 2006-09-08 23:59


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