やらなきゃ終わらないことは、やれば終わる。
全てを完璧にしようとすれば時間なんていくらあっても足りなさすぎる。だから、その作業の中で「適当にしていいもの」「絶対に抑えて置かなければならない もの」をヒアリングをして見つけ出し、手を抜けるところは徹底的に手を抜こう。時間内に求められたアウトプットを出すことが仕事の目的で、誰もが見惚れる 配色のパワーポイントをつくることは僕達の仕事ではない。完璧主義なひとほど完璧から遠ざかる。捨てるべきは捨てよう。 以上を意識すれば、少なくても仕事のスピードで遅いと思われることはないはず。少なくとも僕はそうだった。最後は僕の大好きな時間に関する名言で締めよう と思う。
時間は常にたっぷりある。うまく使いさえすれば。 ゲーテ
ー 精神論ではない仕事を速くこなす技術
「一生懸命やった仕事というのは必ず誰かが見ている」(左官)
〈『建設業者』より〉
仕事論と制作、美術論はたまに相容れない。
「過ぎる事」が武器になることもあるから。
それは自分で統合するしかない。