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色彩の下

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2011年 11月 11日

情報20111111

この度、表参道駅近くにありますvoid+にて個展を開催いたします。
狭いながらも大変美しいホワイトキューブを誇るギャラリー空間と事務所壁面を使い、毎週展示替えをしながら新作を展開いたします。
また、オープニングに合わせカタログを作成いたします。
カタログデザインは横浜トリエンナーレのグラフィックを担当したモリデザイン株式会社。テキストは世田谷美術館学芸員、小金沢智氏にお願いしております。
お時間ございましたらご高覧ください。

内海聖史『シンプルなゲーム』
* 会期 2011年11月11日(金)— 12月10日(土)※11日:19時〜オープニング
* 会場 void+ 東京都港区南青山3-16-14-1F
* ギャラリーアワー 火—土 14:00-19:00 日、月、祝日休み

void+では内海聖史の個展を11月11日(金)〜12月10日(土)まで行います。「シンプルなゲーム」と題された今回の展示では、会期中毎週作品を展示替えし、新作7点を発表します。

「絵画の美しさは絵の具の美しさ」と常に語る内海の作品は、筆や綿棒で点描することによって、いくつもの色がドットとして重なり合い、そのバランスや色 と色の関係性により無限の色を描き出します。空間に即して作品を展開する事で知られる内海は、作品が展示される空間を詳細に調べ、その空間にあったキャン バス、そして展示方法を徹底的にこだわり、鑑賞者がその空間に入った時の空気までも考えて作品を生み出します。それにより鑑賞者はただ絵画を観るという行 為にとどまらず、まばゆいばかりの色彩に没入し作品を体感する事ができるのです。

今回の個展「シンプルなゲーム」では、会期中計4回の展示替えを行います。たった7平方メートルのvoid+のホワイトキューブは、内海にとってまるで 人間の頭の中のようだと言います。そのシンプルで、まったくのブランクの空間に、今までの絵画ではありえなかった異例のキャンバスで制作、展示する事に よって、従来考えられてきた絵画とは何であるのかということを再考し、変形されたキャンバス作品、配置をずらしながらいくつものヴァージョンを作る事がで きる作品、内海作品には珍しい深い黒色をしたマチエールの高い作品、設置位置をまるでゲームのように縦横無尽と展開し、色彩の関係性や絵画と空間と鑑賞者 との関係性を問いかけます。色彩とはなにか? 絵画とは何か?——常に絵画の新たな領域を開拓する内海の作品をどうぞご体感ください。

<展覧会、会場お問い合せ>
void+ 川口じゅん
107-0062 東京都港区南青山3-16-14-1F
tel: 03-5411-0080 fax: 03-5411-0053
email: info@voidplus.jp

by uchiumiinfo | 2011-11-11 00:00 | 展覧会・情報・News


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