一日制作。
ほんの少しの単純作業をこなすだけで、ふと気づくと数時間が過ぎている。
人の手作業って驚くほど鈍い。
ハイカルチャーはサブカルチャーを志向し、サブカルチャーはハイカルチャーを志向する傾向があるみたい。
実在の無い物だから、それ自体に向かう事って出来ない。
中にいるからこそ、自作と自分のいる場所との齟齬を感じて、別の物だと感じるのだろうか?
漫画家が「この作品は芸術だと思っている」とか、美術家が「この作品が芸術だとは思っていない」とか。
人によって作品が成立する要素は違うので、そこに認識の差があっても仕方が無い。
ただ、作品の責任は作家が担っている。