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色彩の下

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2009年 07月 14日

かにチャー

制作。

昼過ぎにギャラリエANDOへ。
ほとんど途切れずにお客さんが観に来てくれる。ありがたい。

・トーキョーワンダーサイト渋谷:MIHOKANNO 「Hello! MIHOKANNO」
・東急本店 8階 美術画廊:風濤会
かにチャー_f0082794_484285.jpg

18時ギリギリに多摩美術大学へ。
造形表現学部講評。
一年生は真面目で偉い。
時間をオーバーして講評する。
人の制作に対して言葉を生むのは難しい。
かなり疲労したのだが、この疲労は自分の制作について語ったり、打ち合わせをするのとは異質な疲れだと感じた。
通常、人の制作を鑑賞するさいには、よほどの事でないとその制作を「飲み込んで」考える事は無い。
そして、飲み込まれた作品は長い時間をかけて消化する。
しかし、講評になると一度じっくりその制作を飲み込んで考える。
そして短い時間で言語にする。
それは、自分の持つ鑑賞法とは大きく違い、また自分がけっこうダメージを受けて何かがエグられる。
僕は他者の制作に対してあまり言葉にする事がないのと、他者に対しての責任は真面目に言語化するくらいしか無い事も難しさの原因の1つかな。。

気孔で治療をする人は患者の気を取り込んでしまうから、自身もダメージを受けるという事を聞いた事があるが、そんな感じを思い出した。
もちろん僕は治療する事は無いし、生徒も患者では無いけれど。

本気で言ったから、厳しい事を言われても許してね!っていう自己弁護。
終電ギリギリ。

【追記】
医者のインフォームドコンセントのように、最初に生徒側から聞きたい場所の要望をとったらどうかね?
・構図を重点的にとか、・厳しめ、軽めとか。
まぁ、学校でたらそんな事言ってられないけど。。

by uchiumiinfo | 2009-07-14 23:59


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