色彩の下

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2009年 05月 01日

B

・山本現代:小谷元彦[SP4 "the specter" in modern sclpture]
・ナンヅカ:三嶋章義個展
・児玉画廊:Olaf Breuning (オラフ・ブルーニング)
・MA2ギャラリー:樋口明宏/吉賀あさみ "To The Sanctuary"
・マジカルアートルーム:赤羽史亮個展『輝く暗闇』
・G/P gallery:小山泰介個展『entropix』
・Art Jam Contemporary:Girls’Zone Jamming
・NADiff a/p/a/r/t 鷹野隆大<おれと>
・東京都写真美術館:やなぎみわ「マイ・グランドマザーズ」
・ミズマアートギャラリー:宮永愛子展「はるかの眠る舟」/太田麻里 展
・アートフロントギャラリー:中岡真珠美展「View Point」
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小谷元彦の作品は久しぶりにギャラリーにて「造りこんだ物」を観た感覚になった。
そして「造っている感じ」に好感を持つと共に、最近あまりに造られた作品を観る事が少ない為、細部に感じる情報量の多さに対し、むしろ「古さ」を感じた事がとても意外だった。
この自分が持った感覚が一過性の物であれば良いのだが。。
そこで考えた事。

B級好きという物がある。
造り込んだ物よりも発展途上だったり、届かなかったり、ゆるかったりするものに惹かれる感覚。
B級映画やB級グルメという言葉もある。
しかし、なぜか同時にB級をA級にしたいという意識(方向性)も働く。
アニメやマンガは元々B級の感覚にある物だと思うのだが、現在はB級からA級に移行する流れと、B級の中で熟する流れをもっているし、寿司なんかも最初からA級の料理では無いのではないだろうか。
ラーメンなんかは常にA級になろうとしている節があるし、例えば焼きそばやお好み焼き等典型的なB級グルメも素材や調理法に凝ってA級としている物もあるでしょう。
バットマンやデビルマンは特にA級な感じで押し出す雰囲気がある。(フィギュアなどになると途端にA級意識になる事が多い。キン肉マンや仮面ライダー等。)
バットマンの映画はティム・バートンが監督をして以降かなりA級な存在だが、それ以前のバットマン オリジナル・ムービー等はかなりゆるく、完全にB級だと思う。衣装の安さやバットマンの腹が出ている事とか。。
ただ、B級は常にそこの位置に留まり難く、上昇する方向性を持ってしまう事と、B級からA級に幸福に移行出来るとは限らないという点で「B級であり続ける」にはとても微妙な力関係を必要とする。(向上心を持たないとか、お金をかけないとか、有名になりすぎないとか。)
同じ理由で制作をB級な感覚の位置にて展開し続けるのは相当困難だと思う。
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by uchiumiinfo | 2009-05-01 23:59


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