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色彩の下

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2009年 03月 13日

柔軟+臨機応変

展示はコツコツ大変だ。
今日完成の予定が押してしまって予備日に再展示。
でも、展示期間が長いので、安全な方法をとらないと。
想像を実現してくださる皆さんに感謝です。
柔軟+臨機応変_f0082794_1493698.jpg

作品があるには、まず作品を制作する。
「制作する」という事の大半は実労なので、その行為を円滑にするシステムが必要になる。
より描きやすい状態や道具が必要であればそれも作らないと。
その次に展示をする。
展示もその場所によってより良いやり方が変化する。
「三千世界」という作品はレントゲンヴェルケ・ヴァイスフェルトに展示した際にはすべてのグリッドをマスキングで制作した。
スペース的にもそれで十分対応出来たし、人手が流動的なので一人でも作業が進められた。
同じ作品を資生堂ギャラリーで展示さいた際には作品の位置を繰り抜いたガイドを作成した。
ガイドに合わせて作品を置く事で、大きくかつ分割された空間を進行する事ができた。
東京都現代美術館ではさらに大きな一枚壁に展示する事になり、それはガイドでの展示作業すすると大きな歪が生まれることが分かった。
10数メートルのサイズになると、水糸を引く事が最良の様だ。
場所ですべてが変化する。
どれもこれもやり方を最初から精査する必要がある。
大変勉強になる経験でした。

by uchiumiinfo | 2009-03-13 23:59


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