漫才日本一を決めるM-1では7回目の決勝進出者笑い飯は4位に終わった。
お笑い芸人の世界と美術の世界って少し似ている。
M-1では最終的なジャッジをするフィルター(審査員)が変わらない限り、笑い飯の優勝は難しいのかも。
決勝までの審査は観客なので毎回総入れ替えする。その複雑に変化するフィルターを毎回毎回くぐり抜けて決勝に上がっても、最後のフィルターの形がまるで違う。
さらにその最後のフィルターは半数以上変わらない。
そのフィルターの総意で決まるのでは1位は難しい。
審査員の一人が選出されて独断で選べるのであればまだ可能性があるだろう。
美術も最終的なフィルターが常に同じ形であれば、多様な表現は淘汰されてしまう